(画像は文春オンラインより引用)
「名波、浩、あれあれお〜浩〜」と試合前のチャントまである監督はこの男がくらいだろう。
最強のひとたらし。この男に狙われたら最後、その選手は移籍してしまうとかしないとか(実績:中村俊輔、田口泰士、新里亮、大久保嘉人)。
監督としての凄さは、圧倒的人心掌握術。成績が良いときに選手のメンタルが崩れにくいのは当然だが、悪くても下を向かせないリーダーシップ性を備えている。
ゴール後に選手とスタッフみんなで抱きつくのは磐田くらいなのではないだろうか。
黄金期が終わり、徐々に弱くなり、「プロとして戦う」という部分が薄まっていたチームに蘇らせてくれたのも大きな功績。
しかし、ピッチ上の現象に対しての指導(戦術を落とし込む)という部分が大きく劣っており、就任から3年以上経ったが、気持ちサッカー全開状態。
そんな状況でも選手に疑問を持たせずに引っ張っていける人心掌握術が良くも悪くも発揮されてしまい、造反も起きないため降格でもしない限り解任ということはなさそう。
この状況に個人的にものすごくジレンマを感じている(-ω-;)